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海洋温度差発電を中心とした温度差発電技術の動向

發佈日期:2017-09-05

標題
海洋温度差発電を中心とした温度差発電技術の動向
作者
岡 村 盡
文件屬性
日本研究
知識分類
能源利用
點閱數
917

摘要

1. はじめに
2015 年8 月21 日,米国ハワイ州自然エネルギー研究所( NELHA: Natural Energy Laboratory ofHawaii Authority)で,世界で2 基目となる海洋温度差発電設備(以下OTEC: Ocean Thermal Energy Conversion)が稼働を開始した.出力105kW の実証を目的とした小規模な設備であるものの,通電セレモニーにはハワイ州知事のデービッド・イゲ氏も出席し,“it serves as a stepping stone to larger plants that  will provide meaningful amounts of stable, clean  power to Hawaii and other locations in Asia Pacific  such as Okinawa in the near future.”と今後の大規模商用化に向けた期待を表明した.現在”第2 次ブーム”期にあるとされるOTEC は,ハワイでの実証運転の他にも,米国・仏国・韓国による実証および商用プロジェクトの計画が発表され,「日本先行の海洋温度差発電 欧米が猛追」と報道されるほど商用化に向けた動きが過熱している.1) 2)さて,海洋温度差発電はその名の通り海洋の表層海水と深層海水との温度差を用いて発電を行う.同じ原理を用いて,小さい温度差を使って発電する技術には,温泉の低圧蒸気や温水を熱源として冷却水との温度差で発電する”地熱バイナリー発電(温泉発電)”や,工
場の未利用低温排熱を利用する”排熱発電”がある.特に,電気事業法の規制緩和と再生可能エネルギーの固定価格買取制度での買取対象指定が重なった地熱バイナリー発電は,数年前には全国2 か所しか存在しなかった状況が一変,現在は乱立を規制するための条例制定が検討されるほど急速に普及が進んでいる.3)本稿では,OTEC を中心とした低温度差を利用する発電技術について,技術の概要と動向について述べる.

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